2003年の記録

2003年医科歯科一部リーグ
Aブロック Bブロック
東京大学医学部 日本大学松戸歯学部
北里大学医学部 東邦大学医学部
東京慈恵会医科大学 慶應義塾大学医学部
聖マリアンナ医科大学 東京医科大学
帝京大学医学部 東海大学医学部
2008年 3月 21日 金曜日更新

創設25周年記念にむけて

〜顎に騙されて〜

88回生奈良徹

ちわっす。現役88回生の奈良です。時が経つのは早いもので、わがアメフト部が渡辺真純先生らによって創設されてから今年で25周年を迎えました。途中何度も危機を乗り越えて来たとの話をちらほら聞いてはおりますが、兎にも角にもこのような記念すべき時にアメフト部が存続していることは大変喜ばしいことと存じます。特に昨年の春の状況をご存知の方でしたら、この喜びはいっそうの事と思います。そしてこの先も、わがアメフト部が末永く慶應義塾大学医学部アメリカンフットボール部としての名を天下に轟かせていけるよう、現役部員の一人として精進していく次第であります。

とまぁ堅苦しい話はこの辺にして、ここからは私の詰まらない話に暫し御付き合い下さいませ。下顎骨が異常に発達した胡散臭いおじさんに勧誘されてから、気付けばもう4年目に入ろうとしているわけですが、あれほど部員に愛されそして憎まれた人はこれまでのアメフト部の歴史の中でも彼一人であろうと思う今日この頃。そんな下顎骨氏とグラウンドに立てることはもう無く、一抹の寂しさを感じて止みませんが、今後の状況等を考えると感傷に浸っている暇など私には無いようです。昨年は紆余曲折の末、結局7人制リーグへの移行を余儀なくされ、結果としては全勝優勝や最多得点といった数々の記録を残すことが出来ましたが、やはり7人制は7人制であって、慶應医学部アメフト部の戦場はあくまで医科歯科リーグ1部だという意見を多くの方から頂きました。私自身も新主将として、何とか医科歯科リーグ復帰を果たすべく画策しておりますが、何しろ部員が足りないのが現状です。ここ数年の熱烈な勧誘にも関わらず、私(4年)の後輩はたったの3人しかいません。自分が勧誘されたときの事を思い返してみても、アメフトとラグビーだけは丁重にお断りしていた気がしますし、どうしても怪我のイメージが先行してしまい大多数の人には避けられてしまいます。今年の勧誘でも同じような状況になることが予想されるので、そうなると5人以上の大量入部を見込むのには無理があります。そこで、例えば11人制への復帰のシナリオを考えてみると、C:武田/両G:松田・奈良/WR:飯田・鈴木・梶田/TE:雁金・高橋/RB:北原/QB:岸野というメンツになるわけですが、お分かりのようにラインメンが圧倒的に足りません。そうかと言って、新一年生をしごきまくってラインに育てるのは無理がありますから、そうなると現役部員のスキルメンツから何名かコンバートすることも考えなければなりません(よく見るとまともにラインが出来るのは一名しかいませんが)。いずれにせよ、今年もまた勧誘〜春シーズンにかけて苦しい状況を迎えることは目に見えており、OBの方々にはいろいろとお手数をお掛けすることにはなると思いますが、昨年から続けている“Enjoy Football”の精神を貫き、よりよい結果を残せるよう現役部員一同頑張りますのでご声援のほど宜しくお願いいたします。長々と失礼いたしました。

今年の学生幹部
左より主将伴、副将久本・斉藤、主務奥野、副務岸野、会計武田、学生委員松田
2002年度納会 春のオープン戦 新人歓迎会 夏合宿 秋合宿 公式戦 スタッフ忘年会 過去の連絡事項
医歯1B 松戸 東邦 慶應 東医 東海
日本大学松戸歯学部 7○0 14●21 42○0 20●21
東邦大学医学部 0●7 17○6 33○6 12○6
慶應義塾大学医学部 21○14 6●17 31○6 21○7
東京医科大学 0●42 6●33 6●31 14●21
東海大学医学部 21○20 6●12 7●21 21○14
部長 小林紘一 主将 伴紀充
監督 山田深 副将 久本和弘
助監督 大塚崇 斉藤克也
吉武明弘 奥野祐次
チームドクター 大山泰生 主務 奥野祐次
コーチ 渡辺真純 副務 岸野喜一
田中謙二 OB担当 児島克明
須田大介 会計 武田和樹
秋好沢林 学生委員 松田諭
畔柳裕二 オフェンスキャプテン:久本和弘
ディフェンスキャプテン:斉藤克也
キッキングキャプテン:奥野祐次
八木満
松村昇
速水聡
会計監査 長谷川博俊
OB会長 大山泰生
OB副会長 宮越敬
ゲームドクター担当 藤田貴也
番号
位置
氏名
学年
出身校
奈良徹
1
松山
山口晃弘
1
麻布
1
QB
久本和弘
5
慶応志木
2
RB/DB
奥野祐次
4
慶応志木
4
WR/DB
児島克明
5
県立高松
7
LB
中嶋一晶
2
巣鴨
11
DB
北原大翔
2
慶応志木
13
RB/LB
伴紀充
5
岐阜
16
WR/DB
田中竜馬
6
麻布
28
RB/DB
飯田剛
2
慶応義塾
55
OG/LB
斎藤克也
5
府立北野
66
TE/LB
原田英治
6
筑波大駒場
71
OT/DT
下沢寛
6
平塚江南
72
OL/LB
武田樹
2
慶応義塾
73
OT/DT
籠尾嘉哉
4
高槻
74
C/DE
伏屋洋志
4
77
OG/DE
加藤源俊
4
成蹊
78
OL
松田諭
2
桐蔭
84
DB
岸野喜一
2
慶応義塾
88
SB/DL
雁金大樹
2
慶応義塾
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アメフト忘年会@銀座「よし田」12月20日土曜日

参加者は7名(小布施、真純、須田、大山、山田、大塚、吉武)と寂しかったですが、今年の総括と放談、各賞の選考、来シーズンのスタッフの選定等々かなり盛り上がりました。最後は、父親とはいかに生きるか、子育てにおける男の子と女の子の違い等々デープかつアメフトとは関係のない話に行き着いたのは、スタッフの高年齢化を象徴していました。

昨年の失態を挽回すべく40歳大山は自制しました。これにて、2003年度は終了。各賞や来期スタッフの話は2004年の冒頭の納会報告をご覧ください。


秋の公式戦

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11/24東京医科31-6 で来年につながる勝利!予科一くんも出場しました。


11/16松戸歯21-14大逆転勝利!(速報)

コイントスで選択権を得た慶應は攻撃からリズムをつくるべくリターンをチョイス。しかし強風の中、風下からのスタートが厳しい逆風となった。タッチバックからの最初のシリーズで、ファーストダウンを取らないうちにオプションをジャッグルしてしまい自陣深くで痛恨のターンオーバー。勢いに乗る松戸の攻撃に難なくゴールラインを割られてしまい、あっけなく先制点を献上。その後も松戸のカウンタープレイを止められぬまま、ずるずるとディフェンスは後退を繰り返して1Qにして2本目のTDをあげられてしまう。先週のVTRを見るかのような展開に、ベンチにはどんよりと暗雲が立ちこめた。しかし2Qはなんとかオフェンスが踏んばりTDを挙げて前半終了。後半に望みをつなげた。

3Q、慶應はpower veerから目の覚めるような攻撃を展開。一気に敵陣へと攻め込む。4Q開始早々には執念のTDを挙げた。ここでPATはキックを選択。同点として次の攻撃に逆転の望みをかけた。続く松戸の攻撃は気迫のディフェンスでファンブルをもぎ取り、6分を残して再び慶應の攻撃に。TB北原、FB伴、QB久本がOLとFB田中の魂のブロックに導かれてフィールドを駆け抜け、残り37秒で敵陣ydから4th down 5。北原に託されたボールはベンチの叫びとともにエンドゾーンへ。慶應大逆転勝利!!。

この日、私監督はグランドに降り立ったユニコーンの勇姿を見た。

勝利の雄叫び!


11/9東邦医 6-17にて敗戦....................................
衆議院総選挙のこの日、東邦は最初のキックオフリターンを意表をつくリバースでロングゲイン。このシリーズをタッチダウンにつなげ先制しました。選手層は慶應に比しても薄い東邦医はそれでも個々が鍛え上げられていて随所に慶應を圧倒し、その後も前半にTDを追加、0-14にて前半を終了しました。対する慶應は前半は全くいいところなく時間だけがむなしくすぎていきました。後半も先制したのは東邦で、最初のFGは失敗したものの第4QにはFGを成功させ0-17とさらにリードを広げ、慶應は万事休す、最後に開き直ったロングドライブで、伴のランにて1TDを返すもそれが精一杯。結局、6-17にて昨年に続き敗戦と相成りました。

この試合は慶應の負けるときの pattern の典型のようなゲームでした。先制され、焦りがファンブルやインターセプトを招き、まともなロングドライブは最終Qまでかなわず、ずるずると時間だけが過ぎていってしました。残念ながら自力優勝の可能性はこれで消えましたが、このあと開き直って松戸戦に望んでほしいと思います。


10/26東海医21-7で快勝

東海のキックオフで試合開始。最初の攻撃を難なく退けたあと、竜馬の鮮やかなパントブロックが決まる。そのままボールを竜馬がエンドゾーンに持ち込んであっというまに先制。幸先良いシーズンの幕開けとなりました。1Qの東海の攻撃はディフェンスキャプテン斎藤の読みが冴え渡り、DE松田のQBサックも炸裂。しかし順調な立ち上がりかに見えたものの、オフェンスはOLがスクリメージラインを支配している割にダウン更新を重ねられないまま、時間ばかりが経過しクォータータイムに。2Qは逆に東海のパスが決まり出し、慶應は苦しい展開。それでも得点を許さないままディフェンスは持ちこたえ、ようやくラスト2minでオフェンスの舞台は敵陣に。しかし残り38秒で痛恨のインターセプト。前半を終了しました。
後半最初のリータンシリーズもファーストダウンを更新できず、逆に自陣まで東海に攻め込まれる展開。いやな雰囲気が漂ったものの、ここで起死回生のインターセプト。続く攻撃はWR岸野のパスロングゲインを足がかりに、最後はRB北原が20ydを疾走してTD。追加点をあげた。これをきっかけに 久本は本来のリズムを取り戻し、4Qも着実にダウンを重ねました。しかし東海ディフェンスも粘りを見せ、慶應は敵陣に入ってから再びインターセプトを喫してしまう。再び息を吹き返したかに見えた東海。ところが次の攻撃で東海QBが投げたパスをCB竜馬がその手に収めターンオーバー。次の攻撃は主将RB伴のTDで締めくくり、リードを広げました。ラスト2minを切ってからは慶應ディフェンスは温存していたDT籠尾他の戦力を投入。逃げ切りをはかるも、最後は東海に意地のTDパスを献上してしまい、結局21‐7で試合終了となりました。(byやましん)


秋合宿@中村旅館

恒例の秋合宿(茨城県波崎町中村旅館)が9/14・15の両日行われました。天気もよくグランドコンディションも最高で、ここでやるとフットボールがうまくなったような気がします。

学4もそろい、順調に練習メニューも消化でき、夏合宿でできたチームの骨格に加えて、チームの成熟度はますます上がました。

秋の躍進も十分期待できる成果が上がりました。あとはいよいよ公式戦を残すところとなりました。今年はどんなドラマが待っているのでしょうか......

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新人歓迎会

2003/5/25小林教授・渡辺真純さん・大山OB会長・山田監督が参加し、新歓が四谷3丁目地下一階「上海飯店」でとりおこなわれました。

新入部員は選手2名、マネージャー3名となりました。これから苦楽を共にしてゆく仲間達です。
選手:
奈良徹、山口晃弘
マネージャー:
中戸川さやか、西坂美香、三浦冬湖

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必死の勧誘が実り、将来のユニコーンズをになう有望な人材をリクルートすることができました。皆様の御協力に感謝いたします。


春のオープン戦

4/20東京医科歯科大学 5/18 東海大医 6/29 東京医大

2003/6/29対東京医大


2003/5/18 対東海大医at 東海大学グランド

19 vs 0 で完勝!!

スターターで2年生QB#78松田がデビュー。得点こそ挙げることができなかったが、ラインとRBの走りに支えられて50 ydsのドライブとなった。 1Qはそれぞれ1シリーズで終了。2Qは真打ち#1を投入。ロングパスも決まり先制のTD。中島がエンドゾーンに駆け込んだ。後半は攻め倦むシーンも見られたがそれでもしぶとくパントで陣地をすすめ、危な気ない展開。ball on 15 ydsから岸野へのパスが決まり2本目TD。第4Qはパントの蹴りあいで時間が流れたが、終了間際には再び中島がゴール前から押し込み、TD3本目を奪った。またしても2年生の活躍が目立った試合でした。(写真なくてゴメンなさい。)


2003/04/20VS東京医科歯科大学スクリメージ at 東京医科歯科市川グランド

入部候補の1年生を招待し、今季初のオープン戦となりました。まだ肌寒さが残る中、雨中の対決となりました。
慶應は雁金へのTDパスが1Qと2Qにそれぞれ決まって前半を折り返し、後半は4Qに主将がTDを挙げ合計3本のTDとなりました。ディフェンスは危な気なく完封。幸先よいスタートとなりました。

試合の後、選手2名、マネージャー2名が入部を宣言!盛り上がりました。

泥だらけになって試合を仕切ってくれたOBの速水君と小野君、御苦労さまでした。

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タックラーを引きずって走る中島。

雁金TDの瞬間。
復活した児島が思わず指を突き上げる。

北原ナイスキャッチ!!!
の瞬間のハズだったが落球。

新入部員を胴揚げ。持ち上げられているのが山口君。
隣で傘をもって見上げているのが同じく入部宣言をした奈良君。

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2002年度OB総会&納会1月26日、東京大飯店
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OB総会参加者:大山会長渡辺(真純)、松川、大塚、山田、田中(謙)、吉武、小野、須田

納会は小林部長をはじめ、野村さん、小布施さん、ならびに全塾体育会から主将、副将、主務のお三方をお招きし、籠尾の司会で行われました。来賓の方々の御挨拶を粛々と拝聴した後は、昨年のこじんまりとした雰囲気からは一転、すっかりチームに溶け込んだ予科1や1マネ達の若々しい声がなんとも賑わしい盛会となりました(編注:記事書いてて親爺になったなと思いました。by山田)監督から来年度への抱負が語られた後、2002年度各賞が発表され会は最高潮の盛り上がりとなりました。

新人賞:雁金大樹
TEとして試合に出場。ここぞという場面で久本のパスターゲットとして活躍した。近年に無い正統派TEとして今後に期待大。

敢闘賞:中嶋一晶
出場機会こそ多く無かったが、それでも思い切りの良い突っ込みはコーチの目に深く焼き付いていた。アタリのセンスが光る。

敢闘賞:斎藤克也
聖マリ戦の、あわや逆転かというゴールラインディフェンスでの炎のタックルにコーチの票が集まった。目立ったのはこのプレーだけだったという声もあるが、、、

MVP:原田英治
一発ロングゲインの恐怖と常に戦いつつ、弱体化した慶応ディフェンスを良くまとめ、その魂としてフィールドを駆け巡った。来期のプレー契約料込みで受賞。
残念ながら早川賞は今年も該当無しでした。その雁金のエールで若き血を唄い、会は閉会となりました。

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2003年度の連絡事項

OB忘年会の案内12月20日午後6時30分銀座「よし田」

・今シーズンも同率首位という結果で公式戦終了です。優勝できたはずという気持ちは今もありますが、まずはまたしきり直しです。 選手、マネージャースタッフそしてOBの皆様、今年もご苦労様でした。来年もよろしく。

最終戦の生写真ほしい人は連絡してください。全体写真は生写真コーナーでダウンロードしてください。→生写真

秋合宿終了しました。

夏合宿の報告→蓼科合宿結果

秋合宿

千葉県波崎町のいつもの中村旅館にて、9/14、15の両日練習が行われます。
夏期合宿の手応えからすると、今年のチームはかなり期待できます。
より一層のチームの底上げに若いOB(特にライン)の練習参加を切望します。

参加可能なOBは主務奥野もしくは主将伴にメールください。(クリックすればメール発信されます)

夏合宿のお知らせ以下のように夏合宿の日程(諸費用は未定)が決まりました。多数のOBの参加をお待ちしています。

例年通りに蓼科合宿は、OBの多数の練習参加を前提に計画されています。参加可能のOBは直接主務の奥野に連絡するか、大山までメールをください。→大山へメール

1次合宿 7月29日(火)〜8月2日(土) 於飯綱高原 (テスト日程の関係で変更になりました)
宿泊先上倉荘長野県上水内郡牟礼村飯綱高原東) 連絡先026−253−2317
合同練習は日大医学部、獨協医大を予定

2次合宿 8月14日(木)〜8月18日 (月)(8月14日は準備日、8月18日は練習の予定はありません。)
宿泊先 慶応義塾蓼科山荘 連絡先0267−55−6625